高齢になっても障害があっても、地域で安心して暮らせる社会を(医療介護CBニュース)
【第93回】山口和之さん (衆院議員、理学療法士)
地域で医療や介護による十分な支援があれば、医療機関や介護施設に長くいる必要はなく、家に戻れる人は多いと言う山口和之さん。昨年8月の衆院選に民主党公認で比例代表東北ブロックから出馬して初当選し、理学療法士として初の国会議員となったが、生活の場で医療が提供できることが重要といい、将来に不安を抱えながら年老いたり、障害があることで絶望したりすることなく、さまざまな人たちが安心して暮らせることが成熟した社会の条件だという。(大戸豊)
―昨年8月の衆院選に出馬し、当選しました。
これまで理学療法士としてリハビリテーションの仕事をしてきました。リハビリは障害を持つ人を支援し、不安や障害を取り除くことが仕事ですが、仕事をしていく中でどうしても取り除けないものがありました。そのため、地域や社会を変えていく必要があり、生活には政治の力が非常に重要であると、ずっと思っていました。
―福島県の理学療法士会の会長もされていますが、それだけでは状況を変えるのは難しかったのでしょうか。
社会全体が変わらないと無理だと思いました。新政権は人を中心に置く政策を出していますが、今までは社会保障が端っこにあった気がします。年を取ったり、障害を持って不自由になったりすると、どんなに頑張っても解決しない問題があります。そういったことを支えていくのが政治であり、成熟した社会ではないでしょうか。
■生活の場に医療が入ることで安心につながる
―患者が医療の場から地域へ戻るために、リハビリにはどのような役割があるのでしょうか。
病院にいる期間を短くし、地域における生活の場にできるだけ早くシフトするには、リハビリは重要な役割を果たすと思います。また、障害が残ったとしても、自分の暮らす地域に適応できるよう、環境を変えていくようなシステムが必要になります。それを充実させることによって、病院にいる期間を短くし、できるだけ施設に頼らない生活が続けられるのではないでしょうか。医療を優先すると医療が終わらず、入院が長引きますが、生活を優先に医療を考えると、地域での生活が可能となります。
―環境を変えていくようなシステムとは何でしょうか。
障害が生じたことで、身の回りの環境を変える必要が生じることもあります。例えば、住宅の改修や福祉用具の活用、地域における医療や介護のケアサービス、隣近所の支え合いなどが必要になります。生活をもう一度取り戻せるようにするのがリハビリのアプローチの方法でもあります。
―どうすれば生活を取り戻すことができるのでしょうか。
地域に十分な社会資源がない場合、家に帰れる人や在宅で安定した生活を送れる人は限られていました。その人の身の回りの環境を整えたり、支援の方法を変えたりしていくことによって、家や地域で安心して暮らせる人はたくさんいると思います。
―必要な社会資源とは何ですか。
一番大きいのは24時間体制で支えてくれる介護であり、医療によるサポートです。医療機関にずっと入院している人が最も不安なのは、家族に頼りきりになることです。障害を持った人が家に戻るとき、その人は家族に申し訳ないと思うし、一方で家族も大変な生活になるのではと不安になります。
不安を和らげるには、専門職が当事者や家族と、支援や介護をどうするのかの知識や情報を共有することが必要なのではないでしょうか。また、当事者と家族を支えるシステムがしっかりしていれば、医療機関や施設に長くいる人でも、家に戻れる人はたくさんいると思います。
―高齢者や障害を持っている人が家で安心して暮らすためには、どのような仕組みが必要なのでしょうか。
生活を中心に据え、そこに医療が入っていけばいいと思います。本当は地域の生活に戻れるレベルなのに、医療を受けられる場所が限られてしまうと、なかなか家に戻れません。必要なのは生活の場で医療を提供できることです。訪問看護や訪問診療がしっかり機能したり、介護付きの住まいに医療が提供されたりすることもあると思います。
―家族の負担を減らすことも重要ではないでしょうか。
専門的な支援によって、家族の負担をどれだけ少なくできるかが重要だと思います。ショートステイなどを使い、少しでも家に戻ることができたり、家の近くで生活しながら、施設に家族が出入りできたりすることも、大きな支えになると思います。今までは、医療機関や施設などが人里離れた場所にあることも多かったかもしれません。でも、地域というのは本来、さまざまな人が住んでいます。障害があったとしても、そこに住むという選択ができることが大切だと思います。
■メディカルスタッフとしての理学療法士
―理学療法士や作業療法士などの専門性は、どのように高めることができるのでしょうか。
コメディカルではなく、メディカルスタッフとして位置付けることが必要だと思います。これは、自分の仕事に責任を持つということです。医師の分野は医師が責任を持って仕事をし、理学療法士の分野は理学療法士がしっかり担当します。
チーム医療といいますが、単にチームが集まるだけではなく、共通の目標に各自が責任を持って、それぞれの役割を果たしていくことによって、総合的な力が出てくると思います。その自覚でさらにレベルアップできるのではないでしょうか。
―リハビリ関連団体から、訪問リハビリステーション創設の要望も出ています。
もちろん必要だと思います。地域において医療・介護の各サービスが連携する上でも、選択肢としてあるべきと思うのです。
訪問看護ステーションがリハビリを行っていない場合、現状ではわざわざ別の訪問看護ステーションをつくって、そこから訪問リハビリを行わねばなりませんし、その地域に共同利用できる訪問リハビリステーションがあれば、かかりつけ医も自分の患者に訪問リハビリを提供できるなど、柔軟な対応ができると思います。
―政府は緊急雇用対策で、医療や介護分野の雇用を増やそうとしています。
例えば、介護にも質の高さが求められています。しかし、介護の仕事を続けたくても、将来が不安で辞めていく人が多いと思います。本当に介護をやりたいと思う人が集まりやすい環境をつくることが大事ですし、事業者が職員のライフサイクルに見合った給料を払えるような仕組みをつくらないことには、人材の定着は難しいのではないでしょうか。
セラピストにしても、もっと高いレベルまでスタッフの質を高めることが重要です。人材の質を高めることによる投資効果は大きいと思います。
―民主党は医療や介護の政策を打ち出してきていますが、期待できますか。
期待してほしいと思います。医療や介護は安心を生み出すために極めて重要だと思います。また、リハビリテーションは医療を支えることもできるし、介護が必要な人にサービスを提供する上でも重要な架け橋になると思います。医療、リハビリ、介護、福祉の分野において安定したサービスの提供ができれば、地域の人が安心して暮らせる社会が構築されると思っています。まさに社会保障のあり方が、成熟した安心社会に導きます。
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・ <夕張>赤字解消30年を24年で 一部事業先送りで短縮(毎日新聞)
・ 米倉氏の政策聞きたい=鳩山首相(時事通信)
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地域に十分な社会資源がない場合、家に帰れる人や在宅で安定した生活を送れる人は限られていました。その人の身の回りの環境を整えたり、支援の方法を変えたりしていくことによって、家や地域で安心して暮らせる人はたくさんいると思います。
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―高齢者や障害を持っている人が家で安心して暮らすためには、どのような仕組みが必要なのでしょうか。
生活を中心に据え、そこに医療が入っていけばいいと思います。本当は地域の生活に戻れるレベルなのに、医療を受けられる場所が限られてしまうと、なかなか家に戻れません。必要なのは生活の場で医療を提供できることです。訪問看護や訪問診療がしっかり機能したり、介護付きの住まいに医療が提供されたりすることもあると思います。
―家族の負担を減らすことも重要ではないでしょうか。
専門的な支援によって、家族の負担をどれだけ少なくできるかが重要だと思います。ショートステイなどを使い、少しでも家に戻ることができたり、家の近くで生活しながら、施設に家族が出入りできたりすることも、大きな支えになると思います。今までは、医療機関や施設などが人里離れた場所にあることも多かったかもしれません。でも、地域というのは本来、さまざまな人が住んでいます。障害があったとしても、そこに住むという選択ができることが大切だと思います。
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―理学療法士や作業療法士などの専門性は、どのように高めることができるのでしょうか。
コメディカルではなく、メディカルスタッフとして位置付けることが必要だと思います。これは、自分の仕事に責任を持つということです。医師の分野は医師が責任を持って仕事をし、理学療法士の分野は理学療法士がしっかり担当します。
チーム医療といいますが、単にチームが集まるだけではなく、共通の目標に各自が責任を持って、それぞれの役割を果たしていくことによって、総合的な力が出てくると思います。その自覚でさらにレベルアップできるのではないでしょうか。
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例えば、介護にも質の高さが求められています。しかし、介護の仕事を続けたくても、将来が不安で辞めていく人が多いと思います。本当に介護をやりたいと思う人が集まりやすい環境をつくることが大事ですし、事業者が職員のライフサイクルに見合った給料を払えるような仕組みをつくらないことには、人材の定着は難しいのではないでしょうか。
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彬子さま、オックスフォード大で哲学博士(産経新聞)
宮内庁は22日、英国のオックスフォード大に留学中の寛仁親王殿下の長女、彬子さまが哲学博士の学位を取得されることが決まったと発表した。今月で留学を終え、31日に帰国される。
宮内庁によると、論文審査を経て博士号を取得するのは、皇族方では秋篠宮さま(理学博士)に続き2方目となられる。彬子さまは大英博物館の日本美術収集と展示の事例をもとに、英国人の日本美術観がどう変化したかを論文のテーマにされた。
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豊麗なる和のビーナス 聖林寺の十一面観音 (産経新聞)
【麗し大和】(4)
ふわり、天から舞い降りたようなかろやかさ。豊満なのに、スレンダー。天平彫刻の傑作とされる聖林寺(しょうりんじ)の十一面観音立像(国宝)は、時にミロのビーナスと比較されるのもなるほどと思われた。人のかたちを借りながら、この世のものではない美が宿る。
三輪山の南にある聖林寺は、卑弥呼の墓かと話題の箸墓(はしはか)古墳や桜井市内を見渡す地に建つ小さな寺だ。本尊は別にあって、子授けで知られる地蔵菩薩。戌の日に安産・子授けの祈祷(きとう)を願う人も多い。奈良市街から電車とバスを乗り継いで小1時間、小川を渡って狭く急な坂を上ると、苔(こけ)むした寺の石垣が見えてくる。
「神々しい威厳と、人間のものならぬ美しさ」。倫理学者、和辻哲郎は名著「古寺巡礼」のなかで、熱狂的ともいえる筆致で観音像を賛美し、写実と理想の結晶と述べた。白洲正子は昭和初期から何度も訪れ、「私の一番好きな仏さま」と呼んでいる。審美眼に優れた彼らをそれほど引きつけた観音像。その歴史もまた、興味深い。
つくられたのは8世紀半ば。三輪山をご神体とする大神神社(おおみわじんじゃ)の神宮寺(付属寺院)にあったが、明治の神仏分離令で聖林寺に移された。うち捨てられていたとの逸話もあるが、寺に預証文もあるというから、やはり大切に扱われたに違いない。
安らかなお顔を眺めていると、安住の地を求め、観音自らこの寺を選んだように思えた。(文 山上直子、撮影 大塚聡彦)
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・ 親権一時停止を提言=虐待防止へ民法改正−法務省研究会(時事通信)
ふわり、天から舞い降りたようなかろやかさ。豊満なのに、スレンダー。天平彫刻の傑作とされる聖林寺(しょうりんじ)の十一面観音立像(国宝)は、時にミロのビーナスと比較されるのもなるほどと思われた。人のかたちを借りながら、この世のものではない美が宿る。
三輪山の南にある聖林寺は、卑弥呼の墓かと話題の箸墓(はしはか)古墳や桜井市内を見渡す地に建つ小さな寺だ。本尊は別にあって、子授けで知られる地蔵菩薩。戌の日に安産・子授けの祈祷(きとう)を願う人も多い。奈良市街から電車とバスを乗り継いで小1時間、小川を渡って狭く急な坂を上ると、苔(こけ)むした寺の石垣が見えてくる。
「神々しい威厳と、人間のものならぬ美しさ」。倫理学者、和辻哲郎は名著「古寺巡礼」のなかで、熱狂的ともいえる筆致で観音像を賛美し、写実と理想の結晶と述べた。白洲正子は昭和初期から何度も訪れ、「私の一番好きな仏さま」と呼んでいる。審美眼に優れた彼らをそれほど引きつけた観音像。その歴史もまた、興味深い。
つくられたのは8世紀半ば。三輪山をご神体とする大神神社(おおみわじんじゃ)の神宮寺(付属寺院)にあったが、明治の神仏分離令で聖林寺に移された。うち捨てられていたとの逸話もあるが、寺に預証文もあるというから、やはり大切に扱われたに違いない。
安らかなお顔を眺めていると、安住の地を求め、観音自らこの寺を選んだように思えた。(文 山上直子、撮影 大塚聡彦)
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海賊巧妙化 厳戒アデン湾 海自派遣部隊、活動公開(産経新聞)
アフリカ・ソマリア沖で海賊対処にあたる海上自衛隊の派遣部隊は護衛・警戒活動をこのほど、日本人記者団に公開した。警戒監視のスキを突いて出没し、巧妙化する海賊。欧州からスエズ運河を通り、紅海を経てインド洋へと抜ける海上交通路(シーレーン)は、一瞬たりとも気の抜けない海域だった。(ジブチ 大谷次郎)
■“空の番人”定着
副操縦士「10時方向!」
操縦士「あれか…」
副操縦士「その後ろ、11時方向にも」
機上整備員「ダウ船のようです」
海賊船を空から監視する哨戒機P−3Cのコックピットは、拠点とするジブチ空港を飛び立った直後から緊迫した。操縦士の佐々木博行1等海尉は一気に高度を下げ、機体を大きく左に旋回させた。
長さ20メートルほどの木造のダウ船には15人もの男たちが乗っていた。ただ、海賊船の特徴である大型商船に乗り移るためのハシゴは見あたらない。速度、針路などの情報も集められた。海賊船ならば、速やかに付近を航行している船舶に注意を促す必要がある。一秒を争う作業だ。
漁船−。機長の大坪敏文1等海尉は断定した。しかし安堵(あんど)している暇はない。P−3Cは高度を上げ、再び監視態勢に入った。
海自P−3Cによる海賊船の警戒監視は、派遣されて以降、126回(飛行時間約980時間)に達している。
「何か情報はありますか?」。上空にP−3Cを確認した洋上の他国艦艇から無線が入る。短いやり取りで情報交換する。P−3Cはアデン湾の“空の番人”として、すっかり定着していた。
■漁船に紛れ武装
離陸して約2時間。眼下に広がるアデン湾に、ジブチ港を出港した海自護衛艦「はまぎり」(艦長・斎藤貴2等海佐、海自大湊基地)の姿がみえた。約12ノットの速度で東北東に針路をとっている。
後ろを追いかけるようにタンカーなどの大型商船が7隻。約1マイル(約1・8キロメートル)間隔を保ったまま2列縦隊で進む。最後尾には護衛艦「たかなみ」(艦長・沢口和彦2等海佐、横須賀基地)がいた。護衛艦は、アデン湾を通る商船に船団を組んでもらい、前後を挟む形で護衛している。
アデン湾は年間約2万隻の船舶が行き交う。日本関係船舶はそのうち約1割に達する。この海域で平成20年から海賊が横行し、年間111件もの海賊被害が発生。昨年(10月現在)は169件にのぼった。最近は機関銃やロケット砲などで武装するケースも目立つ。漁船に紛れて、気配を消す巧妙さもある。
「一瞬でもスキを見せたら、襲われてしまう。護衛対象船に海賊は指1本触れさせない」。水上部隊を束ねる第4護衛隊司令、中畑康樹1等海佐は出港前、こう語っていた。
■他海軍へ存在感
海賊は昨年後半から、アデン湾だけでなく、ソマリアの東側沖合にまで活動エリアを拡大させ始めた。「ソマリア沿岸から1000マイル以上離れた海域で海賊事件が起きている」(中畑1佐)ため、各国海軍の監視も手薄になりがちだ。
また、海自護衛艦による護衛船団は1度に3〜4隻だったものが、昨年7月以降は平均で約9隻に増加。1度に16隻を護衛することもあり、任務の難しさは増している。
「貴艦が護衛中の船団周辺に不審船の情報はない。引き続き互いに情報交換を密にしましょう」
P−3Cは船団の上空を大きく2〜3度、旋回すると再び高度を上げた。小さくなっていく護衛艦からは「護衛任務の完遂に全力を尽くします。こちらも小型船舶などの情報はなし」と返信。空のP−3C。海の護衛艦。各国艦隊の中で、その存在はますます重要になっている。
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後ろを追いかけるようにタンカーなどの大型商船が7隻。約1マイル(約1・8キロメートル)間隔を保ったまま2列縦隊で進む。最後尾には護衛艦「たかなみ」(艦長・沢口和彦2等海佐、横須賀基地)がいた。護衛艦は、アデン湾を通る商船に船団を組んでもらい、前後を挟む形で護衛している。
アデン湾は年間約2万隻の船舶が行き交う。日本関係船舶はそのうち約1割に達する。この海域で平成20年から海賊が横行し、年間111件もの海賊被害が発生。昨年(10月現在)は169件にのぼった。最近は機関銃やロケット砲などで武装するケースも目立つ。漁船に紛れて、気配を消す巧妙さもある。
「一瞬でもスキを見せたら、襲われてしまう。護衛対象船に海賊は指1本触れさせない」。水上部隊を束ねる第4護衛隊司令、中畑康樹1等海佐は出港前、こう語っていた。
■他海軍へ存在感
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災害復興学会 防災研究者らが避難生活ガイド(毎日新聞)
防災関係の研究者らでつくる「日本災害復興学会」(事務局・兵庫県西宮市)が、大規模災害時の行政の支援や、避難所での過ごし方などをガイドブック式にまとめた冊子「被災したときに・生活再建の手引き」を作り、新たな災害に備えて各地に保管している。学会の取り組みとしては異例だが、「研究だけでなく具体的な被災地支援を考えることも活動の柱」としている。
A5判14ページ。行政からの支援金受給の根拠となる「り災証明書」の説明や、「(配管破損の可能性があるため)トイレは1階だけを使おう」といった避難所暮らしに困らないアドバイスなどを記載している。
一昨年6月の岩手・宮城内陸地震で、学会の木村拓郎理事(60)らが被災地を視察。行政担当者や被災者がり災証明書すら知らず、事務処理に手間取る現状を目の当たりにしたのが作製のきっかけ。
宮城県栗原市の被災者や04年に新潟県中越地震を経験した同県長岡市危機管理防災本部などのアドバイスを得て原稿を作り、日本財団の助成で昨年6月、5000部を刷った。その直後、水害に見舞われた兵庫県佐用町や山口県防府市に計3000部を送り、被災者に配布した。【津久井達】
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A5判14ページ。行政からの支援金受給の根拠となる「り災証明書」の説明や、「(配管破損の可能性があるため)トイレは1階だけを使おう」といった避難所暮らしに困らないアドバイスなどを記載している。
一昨年6月の岩手・宮城内陸地震で、学会の木村拓郎理事(60)らが被災地を視察。行政担当者や被災者がり災証明書すら知らず、事務処理に手間取る現状を目の当たりにしたのが作製のきっかけ。
宮城県栗原市の被災者や04年に新潟県中越地震を経験した同県長岡市危機管理防災本部などのアドバイスを得て原稿を作り、日本財団の助成で昨年6月、5000部を刷った。その直後、水害に見舞われた兵庫県佐用町や山口県防府市に計3000部を送り、被災者に配布した。【津久井達】
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父に暴行、被告に懲役9年=遺体写真審理後、裁判員解任−福岡(時事通信)
父親=当時(57)=に暴行を加え死なせたとして、傷害致死罪に問われた無職尾篭和幸被告(30)の裁判員裁判で、福岡地裁(鈴木浩美裁判長)は22日、懲役9年(求刑懲役10年)を言い渡した。4日間の審理の2日目、女性裁判員が解任された。この日の証人尋問では、争点となった凶器をめぐって遺体の傷の写真が法廷のモニターに映されており、これが影響した可能性がある。
裁判員経験者によると、解任について裁判長らから説明はなかったという。記者会見した女性の一人は「ある程度の覚悟はして臨んだが(写真が)視界に入った瞬間は見られなかった。見なくてはならないものと言い聞かせて見た」と話した。
同地裁は「裁判事項であり、プライバシーもあるので解任理由は明らかにできない」としている。
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<訃報>小紫芳夫さん82歳=前臓器移植ネットワーク会長(毎日新聞)
小紫芳夫さん82歳(こむらさき・よしお=前日本臓器移植ネットワーク会長)17日、肺血栓塞栓(そくせん)症のため死去。密葬は親族で行う。社葬を後日行うが日取りは未定。問い合わせ先は、会長を務めた横浜倉庫総務部。喪主は妻恵美子(えみこ)さん。
2人の娘を腎臓病で亡くし、臓器移植の普及に取り組んだ。97年発足した日本臓器移植ネットワーク初代会長に就任し、06年まで務めた。
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自民千葉県連、猪口元少子化担当相を参院選に擁立へ(産経新聞)
自民党の千葉県選出国会議員が20日午前、党本部で会合を開き、夏の参院選千葉選挙区(改選数3)に猪口邦子元少子化担当相(57)を擁立することを決めた。これを受けて、党千葉県連は直ちに党本部に公認申請する。猪口氏が公認されれば、同選挙区での自民党候補は現職の椎名一保氏(58)に次いで2人目となる。
猪口氏は平成17年の衆院選で比例代表東京ブロックで初当選。昨年の衆院選には出馬しなかった。
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第174通常国会、きょう召集=「政治とカネ」で与野党激突へ(時事通信)
第174通常国会が18日召集。会期は6月16日までの150日間。民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体による土地購入をめぐり、元秘書の石川知裕衆院議員らが逮捕されたことなどを受け、「政治とカネ」の問題が焦点となる。野党は、検察との全面対決を宣言した小沢氏を支持する鳩山由紀夫首相を徹底追及する構え。参院選を夏に控え、冒頭から与野党が激突する展開となるのは必至だ。
参院は18日午前、衆院は同日昼にそれぞれ本会議を開き、議席を指定するほか、特別委員会の設置を議決。午後には天皇陛下をお迎えしての開会式に続いて、衆参両院本会議で菅直人財務相による財政演説が行われる。これに対する各党代表質問は衆院は19日、参院は20日に実施される見通し。
鳩山政権として初めて臨む通常国会で、政府・与党は景気の「二番底」を回避するため、2009年度第2次補正予算案の月内成立と、10年度予算案の年度内成立を最優先する方針。また、子ども手当支給や高校授業料無償化など予算関連法案を確実に成立させ、政権の実績としてアピールすることを目指す。
首相の施政方針演説など政府4演説は、2次補正成立後に先送りする。
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東北道で27台絡む多重事故=吹雪影響か、5人軽傷−福島(時事通信)
13日午前11時45分ごろ、福島県大玉村玉井の東北自動車道上り線で衝突事故が相次いで発生、乗用車やトラックなど計27台が絡む多重事故となった。車に乗っていた男性5人が胸の痛みなどを訴え病院に搬送されたが、いずれも軽傷だった。
県警高速道路交通警察隊によると、計6カ所で事故が発生。吹雪のため減速して走行していた乗用車に大型トラックが追突し、横向きになったトラックに次々と衝突するなどした。さらに、事故のため停車した車に後続車が追突するなどしたという。
現場は平たんなほぼ直線の道路。事故や雪の影響で、東北道福島西IC−須賀川IC間の約56キロにわたる上下線などが一時通行止めとなった。
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