<学生将棋選手権>早稲田大Aが優勝…団体戦(毎日新聞)

<障害者自立支援法訴訟>和解…負担ゼロ、母の願い(毎日新聞)

 「この法律がある限りは死に切れなかった」。障害者自立支援法の撤廃が法廷で改めて確認された24日のさいたま地裁での和解。脳性まひの長男を持つ母、秋山宇代(たかよ)さん(68)は閉廷後「和解が成立してとにかくほっとしました。でも、これが出発点です」と決意を新たにした。【飼手勇介】

 原告の長男拓生さん(36)が暮らす埼玉県蓮田市内の入所施設では、1カ月約50万円の利用料の1割が自己負担となった。他に食費や光熱費約3万円が必要だ。拓生さんの収入は障害年金の約8万2000円。自己負担の一部が減免されるものの、手元に2万5000円しか残らない。法施行前に比べ約2万円減り、宇代さんは生活費の不足分を夫(71)との年金で支えてきた。

 「応益負担」では、入所者が買い物や定期検診などの単独行動をすると、介護施設は別料金のサービス料を請求できる。また入所者が急病で入院すると、収入源を失う施設側は3カ月で契約を打ち切ることが可能にもなっていた。宇代さんは「貯金が無くなれば食べて寝るだけの生活になる。突然帰る場所がなくなるかもしれないという不安も募り、夜も眠れなかった」と話す。

 拓生さんが入所する施設を運営する社会福祉法人理事長の高橋孝雄さん(55)は「入所者の入院が延びるたびに、契約を打ち切るかギリギリの協議をしてきた。多い年は約700万円の損害があった」と明かした。

 宇代さんは「法律が『自立』を押しつけてきた。選挙権の行使がままならない弱き者の暮らしを踏みにじる法律を変え、本当の支援法をつくりたい」という。障害者の負担がゼロになる福祉制度とともに施設職員の生活安定を望んでいる。「障害者と職員が心を通わせる余裕がある国になってほしい。多くの人の支えがあって笑顔が保たれる。その笑顔が支える人を明るくするんです」

 ◇サービス対象など議論

 「基本合意」に基づく新制度策定の議論は、障害者や家族がメンバーの6割を占める政府の新組織「障がい者制度改革推進会議」が舞台となる。今後、同会議内に専門部会を設け、負担の在り方や福祉サービスの対象となる障害などについて議論を本格化させる。

 当面の課題は新制度に移行するまでの間の低所得者の負担軽減策。障害者自立支援法施行でサービス利用者の7割以上を占める市町村民税非課税世帯の障害者は負担が重くなり、9割で月平均8000円以上負担が増えたためだ。

 低所得者の負担無料化は「合意の前提」(原告弁護団)。10年度予算案では、住民税非課税世帯のサービス給付などの負担は無料とされたが、医療費については見送られ、財源確保が焦点となる。このほか、障害程度の区分の在り方なども検討課題だ。【野倉恵】

【関連ニュース】
障害者自立支援法訴訟:国と初の和解…さいたま地裁
障害者自立支援法訴訟:来月21日に和解成立 東京地裁
障害者自立支援給付:新宿区が「65歳以上認めず」の内規
障害者自立支援法訴訟:東京訴訟、来月21日に和解成立
まちかど:障害者の自立促進 吉川に通所施設オープン /埼玉

雑記帳 「可愛い」…ペンギンが氷上散歩(毎日新聞)
<新種の人類>4万年前、露南部で生活 骨片のDNAで判明(毎日新聞)
大阪中心部に親水ゾーン「僕も泳ぐ」橋下知事(読売新聞)
<福島党首>国会同意人事案に署名「反対だがやむをえない」(毎日新聞)
<仏頭取り換え訴訟>説明広告の掲載命じる 知財高裁判決(毎日新聞)

<訃報>金嬉老さん81歳=寸又峡事件の元受刑者(毎日新聞)

 【ソウル大澤文護】静岡県内で1968年に借金のトラブルから暴力団幹部2人を射殺し、同県寸又峡の温泉旅館に人質をとって立てこもる「金嬉老事件」で無期懲役が確定し、仮釈放後に韓国に永住帰国していた金嬉老(キムヒロ)(本名・権※老<クォンヒロ>)元受刑者が26日午前6時50分、前立腺がんのため、韓国・釜山市の病院で死去した。81歳だった。金元受刑者は25日午後、病状悪化のために緊急入院していた。

 ※はネに喜

参院選公約づくりに着手=子ども手当の扱い焦点−民主(時事通信)
学校法人の資金横領疑惑で野党議員を聴取
<少年審判傍聴>遺族ら169人認める 制度開始から1年(毎日新聞)
20代警察官、エロ本16冊を不法投棄し罰金(スポーツ報知)
普天間政府案、23日の閣僚会議で協議へ(読売新聞)

恵比寿RCの啓発漫画、全国に配本 ネットのわな、小中学生に警鐘(産経新聞)

 インターネットに潜む危険を小中学生に知ってもらおうと、東京恵比寿ロータリークラブ(RC)は、教育漫画「たいせつなたからもの〜ネットに潜むわなを乗り越えて〜」を全国の私立小中学校に計約1200冊贈った。漫画は平成21年の制作。都内の学校にすでに配られていたものを見た教育関係者らの間で評判になり、問い合わせが同RCに寄せられたため、全国への“配本”となった。

 漫画の制作は東京恵比寿RCの社会奉仕活動の一環。「子供たちにネットの悪影響が及んでほしくない」との思いから、同RCで原案を練り、手軽に読めるように漫画化した。

 ストーリーは小学生の男の子と高校生の女の子がいる家庭が舞台。全4話で、家族が(1)架空請求詐欺(2)掲示板でのいじめ(3)出会い系サイト(4)コンピューターウイルス−の問題に巻き込まれ、問題を解決していく様子を通じて、ネット社会の危険性を訴えている。解説や用語説明も付記されている。

 東京恵比寿RCは21年4月に渋谷区立の全小中学校と都内の私立小学校の計55校に700冊を寄贈。「ストーリーがリアルで分かりやすい」などと教育関係者の間で評判になった。

 岡山、京都など他府県のRCからも問い合わせが寄せられるようになったことから、2月以降に全国866の私立小中学校に計1200冊を贈ったという。

 本を制作した東京恵比寿RCの波多野容子会長(62)は、ネット掲示板での子供のいじめ問題に特に心を痛めているという。

 波多野会長は「ささいな不安や不信でも、顔の見えない相手とのやりとりでは増幅されてしまうもの。ネットによって、子供の時期にはぐくまなければならない友達との心のつながりが途切れてしまっている」と、ネット社会の負の面に警鐘を鳴らす。

 その上で、「この本で、人と面と向かって付き合うことで初めて思いやりや譲り合いの気持ちが生まれることを理解してほしい」と話している。

【関連記事】
オンナ心くすぐる“魔法の錠剤”の危険な落とし穴
今どき実現可能? 効果のほどは? 小中学生対象の「ケータイ禁止条例」は是か非か
「安全にネットを利用して」 中高生向け啓発webドラマ
TBS、MS、ヤフーが中高生にセキュリティ対策を啓発
NHK違法コピー騒動!美少女育成ゲーム落とした痕跡

恐喝未遂容疑で男逮捕=被害男性は自殺−大阪府警(時事通信)
小林議員への辞職勧告決議案検討 自民大島幹事長(産経新聞)
<普天間>北沢防衛相 沖縄県知事に検討状況を直接説明(毎日新聞)
北教組「逆ギレ」文書に馳議員「蛙の面に小便」 衆院文部科学委(産経新聞)
<殺人容疑>2カ月長女を揺さぶり 母逮捕 大阪(毎日新聞)

札幌ホーム火災 未明の惨事、誘導難しく(毎日新聞)

 認知症高齢者を対象としたグループホームは90年代初めごろから導入が進んだ。国は97年度から運営費補助を始め、00年の介護保険開始後は在宅サービス事業の一つに認めたが、火災への対応は後手に回っている。

 06年1月に長崎県大村市のグループホームで7人が死亡した火災を受けて、スプリンクラーの設置を義務づける福祉施設の基準を「延べ面積1000平方メートル以上」から「同275平方メートル以上」に拡大する改正消防法施行令が09年4月に施行された。しかし、既存施設には12年3月末までの猶予期間が設けられ、NPO法人北海道認知症高齢者グループホーム協議会(札幌市)によると、会員420施設のうち2割に当たる約80施設がスプリンクラーの設置に着手したばかりという。加藤和也副会長は「面積が対象外であっても自主的に設置するよう会員に呼び掛けているところだった」と話す。

 また、人手不足も深刻だ。介護保険法は夜勤を「1人以上」と定めているが、経営的な理由で多くの施設は1人しかおけないという。グループホーム「のどか」(札幌市北区)の介護主任、安藤裕啓さんは「火事などの緊急時、昼なら3人いるからなんとかなるだろうが、(今回の火災のように)夜に1人で8人ものお年寄りを誘導するのは、困難だと思う。手順は分かっていても動転して避難誘導はどうにもならないのではないか」と言う。また、北区のグループホーム「ポプラ」の管理者、八島亜沙美さん(26)は「すぐにできることをやらないといけない。中には喫煙者もいるので灰皿の使用方法や台所周りのガスの点検を厳しくするなど、管理を徹底しなくては」と話した。【仲田力行、大谷津統一、中川紗矢子】

【関連ニュース】
札幌ホーム火災:噴き上がる炎「中に人。助けて」
火災:1人暮らし69歳死亡 兵庫・宝塚
火災:2棟焼き独居の86歳死亡 大阪
火災:グループホーム全焼 7人死亡 札幌
火災:民家焼き幼い兄弟死傷 北九州

米週間アクセス数 フェースブックがグーグル抜き1位(産経新聞)
<東京地検>弁護士と元妻を8億円脱税で起訴(毎日新聞)
野生ニホンザル、花粉症で受難 兵庫・淡路島(産経新聞)
芸能人ID流出の元社員、公共無線LAN悪用か(読売新聞)
将来的に有事の核持ち込み容認も…岡田外相(読売新聞)

狭い介護施設も検討 スプリンクラー補助で厚労相(産経新聞)

 札幌市北区の高齢者向けグループホーム「みらい とんでん」で入居する高齢者7人が死亡した火災を受け、長妻昭厚生労働相は16日、スプリンクラーの設置補助対象について、現行の「275平方メートル以上の施設」より狭い施設についても検討していく方針を明らかにした。消防庁と国土交通省を加えた3省庁での検討会の初会合で述べた。

 消防法施行令では275平方メートル以上の施設についてスプリンクラーの設置が義務付けられている。これに合わせ、厚労省ではこれらの施設がスプリンクラーを設置する際、1平方メートル当たり9千円の補助を行っている。

 しかし、今回火災があった施設は約250平方メートルで、スプリンクラーが設置されていなかった。厚労省によると、全国の高齢者向けグループホームの4分の1程度が275平方メートル未満だという。

執行部交代考えず=谷垣自民総裁(時事通信)
内需戻っていない=10〜12月GDPで−内閣府副大臣(時事通信)
慢性の痛み、薬の大半が適応外使用―明細書発行に懸念も(医療介護CBニュース)
セクハラ准教授を解雇=女子学生の体触る−東大(時事通信)
「口、鼻、耳から血が流れ…」再現される秋葉原殺傷事件の惨状(産経新聞)

与党幹事長会談の定例化を 社国が申し入れ(産経新聞)

<交番で爆発>天然ガス、排水管伝い充満か 千葉・大多喜町(毎日新聞)

 5日午前0時15分ごろ、千葉県大多喜町猿稲の県警勝浦署大多喜幹部交番内にある男子トイレで、当直勤務中の男性警部補(51)がライターの火をつけたところ、突然爆発した。この爆発で警部補は顔や両手に軽いやけどを負い、病院に運ばれ、トイレの天井約7平方メートルが熱風で溶けた。

 同署によると、現場に爆発物などはなかった。「ボン」という爆発音を聞いて駆けつけた別の警官が、トイレ床面にある排水口から高さ約1.5メートルの火柱が上がっているのを見た。地中の天然ガスが排水管を伝ってトイレ内に充満し、引火したとみて、ガスの流入経路を調べている。

 大多喜町は房総半島の中央にあり、1891(明治24)年、日本で初めて天然ガスの井戸が掘削され、「天然ガス発祥の地」として知られる。県によると、房総半島は日本最大規模の水溶性天然ガス田「南関東ガス田」の中心に位置し、天然ガスの年間産出量は全国2位の約4億6322万立方メートル(08年)。同ガス田を開発する関東天然瓦斯開発(東京都)によると、成分は99%がメタンで無臭。

 房総半島では88年以降、土中の天然ガスが原因とみられる爆発事故が相次ぐ。04年7月、九十九里町の「九十九里いわし博物館」で天然ガスが爆発し、職員2人が死傷。91年11月には茂原市内の東電社員寮で配管点検口を開けた女性がライターの火をつけたところ爆発して顔にやけどを負った。同市立茂原中でも88年4月、校舎の一室でスイッチを入れた際の火花で爆発が起きたが、けが人はなかった。【倉田陶子】

ランの一瞬の美、写真で切り取る 資生堂名誉会長・福原氏写真展(産経新聞)
中高一貫校で35人が結核に集団感染―東京都(医療介護CBニュース)
ほかの少年2人にもわいせつ行為=少年院教官を再逮捕−神戸地検(時事通信)
殺人容疑などで少年再逮捕=共犯の少年も−宮城・石巻3人殺傷(時事通信)
2遺体、胸に銃創か=4人死亡の民家火災−群馬(時事通信)

<酒気帯び容疑>自称音楽家を逮捕 栃木県警(毎日新聞)

 栃木県警鹿沼署は8日、道路交通法違反(無免許、酒気帯び運転)容疑で、東京都世田谷区粕谷2、自称音楽家、逸見良造容疑者(61)を現行犯逮捕した。

 容疑は同日午前0時10分ごろ、同県鹿沼市下田町1の市道で、無免許のうえ、酒気帯びで乗用車を運転したとしている。

 同署によると、逸見容疑者は市内のカラオケ教室で指導した後、酒を飲み、宿泊先のホテルに向かう途中だったという。検問に気付いて逃げたが、署員がパトカーで約300メートル追跡し、逮捕した。【松本晃】

【関連ニュース】
引きずり殺害:被告が殺意否認 大阪地裁初公判
佛教大野球部:後輩に「金貸せ」から「当たり屋」まで指示
飲酒運転理由:元教諭の懲戒免取り消し確定 最高裁
3児死亡飲酒事故:両親、被告などに損害賠償請求 福岡
メッセージ展:被害者遺品に受刑者も涙 東京・立川拘置所

<国民健康保険>軽減後の収入ごとの保険料試算公表 厚労相(毎日新聞)
「のぞみ」発煙 歯車箱の破損は部品脱落が原因(毎日新聞)
<白浜町長選>再選したが残り任期は19日 また選挙実施へ(毎日新聞)
<年金制度改革>5月に基本原則 閣僚検討会(毎日新聞)
<歌舞伎>中村壱太郎ら親子3代で会見…京都南座(毎日新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。